前回ブリーダーの選び方について紹介しましたが、今回は今のブリーダーさんにめぐり逢うまでの道のりを紹介しようと思います。
まずは犬種選び
犬を飼うなら絶対大型犬がいい!
そう決めてはいたものの、犬種は決まっていませんでした。
なんとなく、こんな見た目がいいなぁという漠然としたものは頭にあったのですが、今まで大型犬と接する機会があまりなかったこともあり、まずはネットで検索。
キーワードは
- 大型犬 飼いやすい
- 大型犬 室内
- 大型犬 初心者
- 大型犬 よだれ少ない
などで検索。
そこで出てきたのが「ホワイトスイスシェパード」という犬種。
『マンションでも飼える大型犬』というキャッチフレーズで何件か記事が書かれていました。
小学生のころ、犬の図鑑を丸暗記していたほど犬好きな私ですが初めて耳にする犬種。それもそのはず、日本ではまだ新しい犬種で、1990年代ごろ、輸入され始めたようです。
大きく立った耳、白くて大きな身体、優しそうな顔。まさに理想的な犬でした。
一見、サモエドのようにも見えますがホワイトスイスシェパードのほうが身体が大きく、若干スマート。サモエドのように尻尾は丸まっていない。
ただ気になることが。
名前に「シェパード」って入っているけど私に飼えるだろうか…?
シェパードと聞くとまず思い浮かぶのはジャーマンシェパード。警察犬などで活躍する犬種ですね。大型犬初心者が飼うにはちょっと難しい犬種。
実際、ジャーマンシェパードのブリーダーさんのページでも初心者にはおすすめしないと書かれているところもあります。ジャーマンシェパードはかっこよくて好きだけど、残念ながら私にはまだ自信がありません。
ホワイトスイスシェパードを調べていくと、白いジャーマンシェパードを丁寧にブリーディングしていくことで今のホワイトスイスシェパードが出来上がったことがわかりました。性格もジャーマンシェパードと比べ穏やか。
比較的飼いやすいということがわかったところで、さっそくブリーダーを検索。
みんなのブリーダーで検索
「ホワイトスイスシェパード ブリーダー」で検索すると、「みんなのブリーダー」というサイトが出てきたので、まずはそこで検索することに。
調べていくと、かなり好みの子を発見。
足が太くがっちりしている子です。
でも種類は「アメリカンカナディアンホワイトシェパード」
?
この時点では、
よくわかんないけど、アメリカンが毛が短くて
スイスが長いって感じかな。
くらいな知識量。
近々の県にもホワイトスイスシェパードの犬舎があったのですが、たまたまアメリカンの犬舎がある地域へ出かける予定があったこともあり、アメリカンを見学させてもらうことに。
これが遠回りのはじまりでした。
そして見学日。
2頭のアメリカンカナディアンホワイトシェパードが出迎えてくれました。
もののけ姫のサンが乗っている山犬そのものって感じで、創造以上に大きくてびっくり。最初は少し怖かったのですが、すぐに慣れて名前を呼ぶと来てくれるようになり感動。
ブリーダーさん自体が私たちにはちょっと合わないかなぁと感じましたが、ワンコはすごく気に入ったので、子犬が産まれたらお願いしたい旨を伝え帰りました。
しかし後日、みんなのブリーダーのサイトを通じて出産予定は今後もうないので連絡はこれで終了するということを一方的にメールで伝えられました。
え、なんで見学前に言わなかったの?
見学の時もまったくそんな感じではなかったのに…
かなりショックでした。
最初からわかっていることなら見学前に伝えてほしかったです。
気持ちを切り替えて次です。
アメリカンカナディアンホワイトシェパードに気持ちが移ってしまった私は、アメリカンのブリーダー検索をしたのですが。ほとんど見つかりませんでした。
そこで、ブリーダー検索を一旦やめ、アメリカンの画像をひたすら検索しました。すると、見学させてもらったワンコにすごく似ている子を発見。さっそくその方のホームページから連絡を取ることに。
こちらの方はブリーダー業を生業にしているのではないが、一度だけ飼っているアメリカンに子供を産ませたことがあるのだそう。私が見たのはその時のオーナー募集ページだったようです。
しかも、その出産したママは以前見学させてもらったブリーダーさんのところの子。
今は、その子(ママ)とその子供2頭、計3頭が家庭犬として暮らしているとのこと。
もう出産の予定はないか尋ねると、今のところ予定はないがもし交配するなら子供の方(最初に見学したワンコの孫にあたる)で可能性がないわけでもない、ということだったので、見学もかねて一度お話を伺いに行くことに。
非常に接しやすい方で、いろいろお話を聞くことができました。
こちらのブリーダーさんは気さくで本当に話しやすいし、長くお付き合いできそうだと心から思いました。
子犬の件は正直どうなるかわからないとのことでした。
無理もありません、本来ブリーダー業をされているのではないし、しかもアメリカンを飼っている方はすごく少ないだろうから交配も大変でしょう。
こちらは全く急がないし、期待もしないようにするから、もし動きがあるようなら連絡が欲しいとだけ伝え帰りました。
ここで2年半程、間が空きます。
後半へ続く